部品を作る前に、まず工場を監査します
2012年のベトナム進出以来、ホーチミン市とその近郊で200社以上の現地工場を視察してきました。現在、社内基準「吉本品質」を満たしているのは約30社。材質・公差・数量に応じて、注文ごとに最適な工場へ振り分けます。
- 01現地での監査すべての工場を自社で訪問し、設備、技能、品質管理を評価します。
- 02統一された社内基準「吉本品質」を満たす工場だけがネットワークに加わります。
- 03技術支援日本の本社の支援も受けながら、提携工場と工程改善に取り組みます。
- 04継続的な見直し定期的に実績を評価し、必要に応じてネットワークを見直します。
最終検査だけでなく、3段階で検査します
当社のQCチームは、工場の製造現場から独立しています。材料の受け入れ時、加工中、出荷前の3回、部品を確認します。
受入材料
加工を始める前に材質を確認します。必要に応じて蛍光X線分析(XRF)も行います。
工程内検査
加工中に寸法を確認し、ロット全体に不良が広がる前に問題を見つけます。
最終検査
梱包前に図面と照合して測定します。検査成績書はご要望に応じて提出します。
出荷後の不良率
日本の本社やお客様のもとで見つかった不良品をすべて数え、出荷総数で割って算出しています。
出典:吉本ベトナムの出荷記録。不良率=期間中に出荷後に見つかった不良数 ÷ 期間中の出荷総数。
加工の前に、材料を確認します
海外調達では、材料のすり替えを心配される方も少なくありません。当社は製作前に独自に材料を確認し、図面で指定された材料で部品を製作します。
- 蛍光X線分析(XRF)必要に応じて、加工前にXRFで合金の成分を確認します。
- 材料証明書ミルシートはご要望に応じて提出します。
- RoHS関連書類ご要望に応じて、適合を示す書類を用意します。
XRF分析

三次元測定機と光学測定機で測定します
部品のサイズや形状にもよりますが、幾何公差は±0.05 mmのレベルで日常的に確認しています。三次元測定機(CMM)と、キーエンスの光学測定システムを使用します。
三次元測定
光学測定
寸法検査提携工場の、実績ある設備
提携工場には幅広い加工設備があります。日本で実績のある機械を提携工場に導入し、本社が技術面で支援することもあります。熱処理や表面処理も、同じご注文の中で手配します。
- 5軸マシニングセンタ
- 門形マシニングセンタ
- CNC旋盤
- 自動旋盤
- ワイヤーカット放電加工機
- 研削盤
- 熱処理(手配)
- 表面処理(手配)
5軸加工
門形マシニングセンタ
CNC旋盤加工
ワイヤーカット日本の吉本製作所が支えています
当社の品質管理の仕組みは、東京都青梅市で50年以上にわたり、開発から量産までお客様を支えてきた株式会社吉本製作所を基盤としています。2016年に設立した吉本ベトナムは、同じ考え方を、ベトナムで製作するすべてのご注文に適用しています。
提携工場はどのように選んでいますか?
自社のスタッフが工場を訪問して評価しています。2012年のベトナム進出以来、200社以上の現地工場を視察し、現在は約30社が社内基準を満たしています。提携工場は定期的に見直しています。
どの段階で検査していますか?
受入材料、工程内、最終の3段階で検査しています。当社のQCチームは、工場の製造現場から独立して検査を行います。
不良率はどのように算出していますか?
日本の本社やお客様のもとで見つかった出荷後の不良品を数え、出荷総数で割って算出しています。2025年は0.45%、2026年1〜8月は0.12%でした。
検査成績書や材料証明書は提出してもらえますか?
はい。検査成績書、材料証明書(ミルシート)、RoHS関連書類は、ご要望に応じて提出します。
どのような測定機器を使っていますか?
三次元測定機(CMM)、キーエンスの光学測定システム、材料確認用の蛍光X線分析装置(XRF)を使用しています。
自社工場はありますか?
いいえ。審査済みの提携工場を通じて生産を管理し、品質管理とお客様とのやり取りは吉本ベトナムが担当しています。
図面を送って、お見積りを依頼する
製作の可否を確認し、平均3営業日でお見積りをお送りしています。検査成績書や材料証明書は、どのご注文でもご要望に応じて提出します。
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